宮崎実業クラブ創立65周年記念式典

宮崎実業クラブ創立65周年記念式典が2021年6月14日に無事行われました。

コロナ化で式典自体を心配しておりましたが、無事、執り行うことができました。

記念講演会

講師 国立大学法人 宮崎大学

理事・副学長(研究・企画担当)

水光 正仁 様

講題 「宮崎の強み:本格焼酎の魅力」

(醸造からおいしい飲み方そして機能性・アルコール体質まで)

宮崎実業クラブ創立65周年記念式典 祝辞

宮崎実業クラブ創立65周年記念式典の開催に当たり、一言お祝いを申し上げます。 宮崎実業クラブにおかれましては、昭和31年6月の創立以来、会員相互の親睦と経営研
究に積極的に取り組まれることを通して、地域社会の発展に寄与してこられました。 設立当時は20数名だった会員も、今では100名近い会員を擁し、県内で最も歴史のあ る異業種交流の会であると伺っております。これもひとえに、谷口会長をはじめ、歴代役員 の方々や会員の皆様の強い熱意と御尽力の賜物と、深く敬意を表する次第であります。
さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、県内でも変異株が猛威を振るい、県と いたしましても、飲食店等への時短要請や県独自の緊急事態宣言の発令等により感染拡大 の防止に努めてきたところですが、経済活動の制約に伴い、県内経済は大変厳しい状況が続 いております。
このような中、県では、感染症対策とのバランスを十分見極めながら、事業継続支援や消 費喚起等の経済対策に鋭意取り組んでおり、現在も、緊急事態宣言に伴う行動要請により売 上が減少した事業者に対する支援金を支給するための準備を進めているところであります。
また、今年度より「『安心』の基盤づくり」「『つながり』の再構築」「<ポストコロナ>へ の挑戦」という3つの視点に立ち、コロナ禍により顕在化した様々な課題にしっかり向き合 いながら、みやざきの新たな成長につなげる取組を推進しております。
コロナの影響が長期に及ぶ中、地域経済の再起、本県の活性化に向け、国、市町村との連 携を強化し、更なる経済対策に積極的に取り組んでまいります。
宮崎実業クラブにおかれましては、業種を超えた交流や経営研究に今後とも積極的に取り 組まれますとともに、本県経済のリーダーとして、なお一層の御尽力を賜りますようお願い 申し上げます。
終わりに、創立65周年を契機といたしまして、宮崎実業クラブの今後ますますの御発展 と、皆様方のなお一層の御活躍、御健勝を心から祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせて いただきます。

宮崎県知事 河野 俊嗣

このたび、宮崎実業クラブが創立65周年を迎えられ、記念式典を開催されますことを心からお祝い申し上げます。
本来であれば、式典へ出席し、直接お祝いの言葉を述べさせていただくところですが、新型コロナウイルス感染症への影響を考慮し、式典の規模を縮小されました、皆さま方のご配慮・ご決断に感謝申し上げます。
さて、宮崎実業クラブにおかれましては、昭和31年6月の創立以来、半世紀以上にわたり、会員相互の親睦と経営研究に積極的に取り組まれ、地域社会の発展に寄与されてこられました。
創立当時は20数人だった会員も、今では約100人となり県内で最も歴史のある異業種交流会となっております。これもひとえに、谷口会長をはじめ、歴代役員の方々や会員の皆様方の積極的な諸活動の賜物と深く敬意を表する次第でございます。
昨年来、我が国は、新型コロナウイルスの影響により、市民生活や経済活動の自粛・制約が求められ、経済に大きなダメージを受けるとともに、今後の働き方やライフスタイル、時間や物に対する価値観に大きな変化がもたらされました。
しかしながら、これまで誰も経験したことのない危機にこそ、新たな創造のチャンスがあると確信しておりますので、宮崎実業クラブの皆様におかれましては、こうした変化を前向きに捉え、英知を結集し、本市の経済をけん引していただきたいと存じます。
宮崎市といたしましても、皆様方と一体となって本市の経済発展に努め、この宮崎にいち早く元気を取り戻し、宮崎を全国に発信してまいりたいと考えておりますので、引き続きご協力を賜りますようお願いいたします。
結びに、宮崎実業クラブのますますのご発展と会員の皆様のご健勝を心からお祈りし、お祝いの言葉といたします。
本日は、誠におめでとうございます。

宮崎市長 戸敷 正

本日、宮崎実業クラブ創立65周年記念式典がこのように盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。
宮崎実業クラブは、昭和31年6月、宮崎市内の商工業者有志20数名の皆様が、戦後の経済復興期における新しい経営を目指し、互いの親睦と経営研究を目的として発足されました。
設立当初から今日まで、さまざまな時代背景の中で「経営は如何にあるべきか」を主題にして活動を展開され、現在では、会員95名を擁する県内で最も歴史のある異業種の会として、地域経済の発展ならびに豊かな地域社会の構築に多大な貢献をされておられます。
なかでも、宮崎の秋の風物詩であります宮崎神宮大祭におきましては、例年、会員の皆様による行列参加が歴史絵巻に華を添えるとともに、地域を元気づけていただいております。誠にありがとうございます。
これもひとえにクラブ創始者である神代勝忠様、現会長の谷口善雅様をはじめとするこの65年における歴代会長、役員の方をはじめ会員の皆さま方のご研鑽、ご熱意の賜と心から敬意を表する次第であります。
さて、昨年から世界を震撼させている「新型コロナウイルス感染症」はとどまるところを知らず、「人口減少」、「少子高齢化」、「人手不足」といった我が国の構造的課題に加え、「デジタル化の遅れ」、「サプライチェーンの脆弱性」、「低い生産性」など従来から行政・企業・地域が抱えていた課題を改めて浮き彫りにしました。さらに、コロナ感染は第2波、第3波、第4波と押し寄せ、「感染拡大防止」と「社会経済活動」の両立への道のりは険しく、「ウィズコロナ」の現状、パンデミック終息後の「アフターコロナ」に向けた経済環境整備が急務となっております。
そのような中で本県では、昨年の7月には宮崎県防災庁舎が完成、8月に宮崎市郡医師会病院の移転など危機管理の拠点整備が進み、10月には「宮崎駅前広場」、11月には「アミュプラザみやざき」、「MEGAドン・キホーテ」と中心市街地における新たな賑わい創出拠点も完成しました。本年は、昨年延期となった東京オリンピック・パラリンピックが7月に開催されます。このことは、我が国が、活力を取り戻し、地方の経済活性化につながる絶好の機会であります。さらに宮崎では「第35回国民文化祭・みやざき2020」、「第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会」も開催され、神話の源流としての宮崎の魅力を国内外に発信すべく準備が進められているところです。
長引く「コロナ禍」において、何事も「これまでどおり」とはいかない不確実な潮流の中で、オンラインを用いた「会議」や「デリバリーサービス」など新たなビジネスモデルも次々に誕生しています。当所としましても、今こそ、宮崎実業クラブの皆様と一致団結して、コロナ禍を克服すべく新しい形式の「地域発展」に挑戦して参りたいと考えております。
最後になりますが、宮崎実業クラブの今後ますますのご発展と会員皆様方のご健勝、ご繁栄を心より祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。

宮崎商工会議所
会頭 米良 充典

記念式典

本来なら、皆様とワイワイしたいところでしたが、会食なしでおこなわさせていただきました。

写真は式典の最後に皆さんで撮った記念写真になります。

(画像の保存の仕方は、写真の上で右クリックしていただき、名前を付けて画像を保存を押してください)

皆さんも笑顔がいいです。